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投資コラム

多数決主義の限界

あとで相場は振り返りますが
ギリシャ情勢が不安定な中で、異様な相場環境に見えます。
 
この相場環境で、良くここまで戻したなぁという印象です。
 
 
さて、今日もギリシャ関連として
少し投資は逸れるかもしれませんが
 
「多数決」
 
について取り上げてみたいと思います。
 
 
ギリシャのチプラス首相は
選挙の結果で生まれた「反緊縮財政派」です。
 
そのため、債権団から求められている
緊縮財政の路線を簡単に受け入れられなくなっています。
 
 
・年金は、これまでちゃんと払います
・税金の増税はしません
・それでも、財政健全化はします
 
といっていたのが、反緊縮財政派の言い分です。
 
 
これが、本当に実現できれば、問題なかったのでしょうが
やはりというか、無理だったため、今の危機が訪れています。
 
 
チプラス首相は、民意によって選ばれた結果
反緊縮財政を貫く事になったので
国民投票を呼びかけたのも、最後は民意に任せるということで
ある意味理解することはできます。
 
 
 
日本でも、似たような歴史を繰り返しています。
 
数年前に、民主党政権が誕生したときも
 
・消費税増税しないで財政健全化を目指す
 
と言っておきながら、結局は全く実現することが出来ず。
むしろ、政治の混乱を大きく招いたのは記憶に新しいと思います。
 
 
 
結局、多数決を取ると
 
・できるだけ痛みを伴わないもの
・現状維持で、変化の少ないもの
 
に票が集まるというのは、世の中の流れのようです。
 
 
つい最近、大阪でも都構想が否決されましたが
変化を好まなかった結果だと思います。
(これが良かったのかどうかは、あとで分かることでしょう)
 
 
 
世の中は、民主主義で成り立っていますので
民意は尊重する必要はあるのですが
必ずしも民意が正しいとは限らないというのが今の世の中。
 
それよりも、先を見据えて改革の力がある人が
リーダーシップを発揮した方が、より良い世界に持って行ける
そんな世界になってきている気がします。
 
 
 
一度、東京でセミナー開催させてもらった
サヤ取りの投資組織の運用を考えているのですが
これも多数決を取り入れようかと思っていました。
 
しかし、こうした事を考えると
果たして多数決という方法が、本当に良いのか?
という疑問が出てきてしまいます。
 
 
 
投資の世界でも、結構同じことが言えます。
 
例えば「海外投資をする」と言えば
大多数の人が「そんな危ない事して大丈夫?」というのが民意だと思います。
 
特に投資の世界では、大多数の人が反対に回ります。
ほとんどの人が、リスクを取らない世界を好むからです。
 
だから、日本では何となく「投資=悪」のようなイメージがあります。
 
 
投資を志すものは、民意に負けずに強い意志を持って
「自分のやっていることは正しい」という信念が必要ですよね。
 
家族を説得するとかも含めて、投資家共通の悩みなのではないでしょうか?
 
 
民意の多数決に負けずに、お互い投資をがんばっていきましょう!!

2015年6月30日
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