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投資コラム

英国EU離脱決定 歴史的な相場の1日

英国の国民投票の結果が出ました。
 
今日の投資コラムのコーナーは、全体を包括しての内容で
記事にしてみたいと思います。
 
 
 
ご存じのように、英国の国民投票はEU離脱という結果になりました。
 
相場は大混乱で、24日の世界のマーケットは
大きな変動に見舞われています。
 
 
相場が大混乱となった最大の要因は
事前の世論調査の結果では、残留派がリードしていたという事。
 
調査機関によって数字に違いはあったものの
基本的には、すべての調査機関が残留派優位として取り上げていました。
 
残留確率は、80%を超えてきており
すでに相場としては、EU残留を織り込む形で
相場は形成されていました。
 
 
24日の日本市場は、国民投票が締め切られた後からのスタートで
寄りつきは、EU残留を見越して、やや高めに始まっています。
 
この時点では、まさか離脱になるとは、マーケットは予想していませんでした。
 
 
寄りつきからほどなく、最初の開票結果が報じられています。
 
最初の開票結果は、離脱派の数字が大きくリードしていたのですが
ある意味、離脱派リードになるのは折り込み済み。
 
離脱の声が大きい、英国北部からの開票結果が先に出たため
離脱派の方が多くなるのは想定済みでした。
 
ただ、この発表の時点で異変を感じたのですが
離脱派の数字が、事前予想よりも大きく上回っていたこと。
 
このあたりから、若干マーケットの伸びが落ちています。
(でも、この時点では、まだ日経平均株価はプラス)
 
 
その後、続々と開票結果が出てきましたが
残留派の数字が、離脱派の数字を上回ることなく
急激に相場に「もしや?」という感じが相場に漂ってきて
急速に下げ足を速めることになりました。
 
 
日本市場もそうですが、大きく動いたのが為替相場。
 
欧州市場は、まだ株式市場がオープンしていなかったので
投票結果を受けて動いたのは、為替です。
 
ポンド円が急速に下落となり、日本市場も連動して下落。
 
 
大きく動きが出たのが、日本市場のお昼休み中。
 
前場の引けは、500円くらいの下落幅でしたが
先物主導で大きく下落し、1000円超の下落へと急降下。
 
この時、ドル円相場は、1ドル99円台にまで円高となり
リスク回避からの円買いが急速に加速しました。
 
このくらいの時点で、ほぼEU離脱が決定的に。
残留と思っていた向きの人は、投げ売りするしかなくなりました。
 
先物市場では、サーキットブレーカーが発動して
10分間の売買停止に。
値幅制限が2000円へと拡大されました。
 
ポンド円は、158円から一時は133円まで急降下。
 
 
その後、離脱派の票数が、有効投票数の過半数を取得すると伝わり
EU離脱が決定的となりました。
 
 
日経平均株価の終値は、1286円安の14,952円と
15,000円を一気に割み、歴代8番目の下落幅となりました。
 
ドル円相場は、やや持ち直しましたが1ドル102台に。
 
 
 
日本市場の引けを持って始まったアメリカ市場ですが
寄りつきから大幅な下落となり
ダウ平均の終値は、610ドル安の17,400ドルとなっています。
 
アメリカ市場の下落幅からすると
日本市場は、やや下げすぎの印象で、ナイトセッションでは戻りの動き。
先物市場は、15,295円で引けています。
 
とりあえず、月曜日はやや戻して始まりそうです。
 
しかし、そのまま回復するとは思えず
来週もマーケットは混乱することでしょう。
 
 
欧州市場の出方が分かりませんし
各国の対応がどのようにされていくのかも見えません。
 
実際に離脱までは、まだ2年くらいの猶予がありますが
為替がこれだけ動いていますので、無傷ではいられないでしょう。
 
 
 
さて、相場的には、歴史的な面白い1日になりました。
 
徐々に離脱派優勢と伝わってきた時点で
まだ日経平均株価は高めに推移していたので
この時点からの仕掛けでも、相当な利益が取れました。
 
特にオプション取引は、相当おいしい相場になりました。
 
 
また、GBPが飛ぶ方向へのギャンブルFXも結果的に大成功となり
事前にメルマガでお伝えしたテクニックを使っておけば
リスク限定での大幅利益確保につながっています。
 
 
事前に暴落が予見できる相場環境というのは滅多になく
今回は特に事前の予想と大きく違った結果になったため
天井からの下落幅が非常に大きくなりました。
 
常にマーケットでは何が起こるか分からなく
100%の確率でないものは、何かしらの対策が必要ということです。
 
 
こういう相場を教訓にして、サヤ取りの良さを見直してみませんか?

2016年6月24日
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