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投資コラム

ケフィア投資

今週は、天災が多かったこともあって
ちょっと内容的にネガティブっぽい材料は
何となく控えていたのですが。

そろそろ忘れ去られてしまいそうなので
ケフィア投資について書いてみたいと思います。

 
恐らく、ニュースになっていたと思うのですが
株式会社ケフィア事業振興会が破産手続きを開始しました。

私は、全く聞いたことがなかったのですが
ニュースによると、かなりの一般投資家が参加していたようで
被害額もさることながら、被害者の裾野が大きそうです。

モデルとしては、会員制のビジネスオーナー制度。
1口5万円くらいらしいですが、会員になると
半年で8%くらいの配当がもらえるというものらしいです。

オーナーとなる商品は多岐に渡っていて
干し柿やメープルシロップあたりが有名なようです。

 
半年で8%くらいを配当するというのは
なかなか儲かっているビジネスだと思います。

一過性の配当なら分かりますが
それを継続的に配当しようとすると
相当ビジネスが安定していないと厳しいと思います。

投資家から見ると、出資したお金に対して
半年で8%の配当が得られるというスキームです。

 
事業者の視点から見れば
資金が集めやすいというメリットはありますが
やはり半年で8%というのは、高いという印象があります。

銀行が貸してくれるのであれば
一般投資家から出資を受ける必要はなくて
銀行から借りた方が、借入金利の方がずっと安いです。

銀行では借りられなかったから
一般投資家から集めたという構図ではないかと思います。

 
事業としては、資金集めの方法としては

・資本出資
・銀行融資
・借入

あたりの方法があるかと思います。

普通の会社であれば、出資は銀行融資になるでしょう。

 
ケフィア投資は、資本性はなさそうなので
第三者からの借入に近い性質のものになると思います。

ましてや会社と関係のない第三者をいれて
投資スキームとしてやるというのは、一般ではありません。

気軽に一口オーナーになれるという
感覚的なものだと思います。

 

さて、ケフィア投資が詐欺かというと
かなり判断が難しいところがあると思います。

少なくとも、当初は詐欺ではなかったのではないかと。

それなりには歴史がある会社ですから
最初から詐欺であれば、ここまで長続きしません。

ただ、事業を拡大していく中で
どこかで自転車操業に陥ったと認識できるところが
中にはあるのかと思っています。

一旦、投資として成り立たなくなった後でも
投資家を募集した時点で詐欺に近い行為になるでしょう。

 
心理的には「みんな投資してますよ」
という大衆心理を突かれると、日本人の弱いところで
じゃあ、大丈夫かなと安易に信じてしまいます。

みんながやっているからではなくて
個々の内容を見極める力がないと
やはり投資というのは難しいですね。

楽して儲かるというのは、まあ早々ないということです。

2018年9月6日 | コメント
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