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日本市況

トランプ大統領の追加制裁発言はあるも小幅下落

・日経平均株価 21,567円(-77)
・TOPIX 1,719.3ポイント(-5.3)
・東証1部出来高 14億6938万株
・同売買代金 2兆6577億円
・同値上がり661銘柄、値下がり1354銘柄、変わらず66銘柄

 
6日の日経平均は77円安となり、3営業日ぶりの下落。

米国市場はダウ平均中心に再び上昇に向かいつつありますが
日本市場は今一つ米国市場の上昇に連動しきれずにいます。

 
ダウ平均は上昇したものの、日本市場のオープン前に
トランプ大統領が中国に対する追加の制裁関税方針を表明。

一旦後退した米中貿易摩擦に対する懸念が再び金融市場に浮上し
日本市場の足を引っ張ることになりました。

 
ただし為替市場ではトランプ大統領の発言後にドルが下落したものの
その後回復しドル/円は107円台を維持。

円安の流れが継続しています。

 
日経平均採用銘柄では、下落率1位に武田薬品(-5.03%)が登場。

アナリスト説明会で大型買収の検討を表明と報じられ
財務状況の悪化を懸念した売り注文が再び多く出されました。

 
晩に米雇用統計が控えており
週明けは雇用統計明けの取引となります。

雇用統計発表時の値動きは大きくなくとも
同指標の発表を契機にトレンドが変化するケースがあるため
週明け後の市場の方向性には十分注意したいと思います。

2018年4月6日
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