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日本市況

日経平均は下落もTOPIXは上昇

・日経平均株価 22,271円(-70.2)
・TOPIX 1,731.4ポイント(+0.3)
・東証1部出来高 13億6713万株
・同売買代金 2兆2300億円
・同値上がり1208銘柄、値下がり801銘柄、変わらず72銘柄

 
27日の日経平均は70円安となり反落。

小康状態が続いていますが、昨日の上昇は+3.8円であり
ジリジリと下落が継続しています。

 
日中の日経平均は寄り付き直後に前日比プラスとなった以外は
ほぼマイナス圏で推移しており
値動きに力強さはありません。

米国が日本に対してもイラン産原油の輸入停止を
求めていると報じられており、原油高に対する警戒感も生じた結果
更に投資家の買い意欲を削いでいます。

 
為替市場は昨晩ドル/円が110円台を回復しましたが
後場に入り再び110円割れ。

しかしながらドル/円の値動き自体が小動きに留まっており
株式市場に対し影響を与えるような状態とはなりませんでした。

 
日経平均は下落しましたが、値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り
またTOPIXが上昇しています。

静かな値動きの中、市場は矛盾する値動きを見せています。

 
米中貿易摩擦に加えイランの原油問題が浮上している
日本市場は停滞モードが継続中です。

次の値動きが生じるまで、辛抱強く待ちたいと思います。

2018年6月27日
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