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日本市況

サンバイオショック発生によるムードの悪化

・日経平均株価 20,556円(-108)
・TOPIX 1,550.7ポイント(-6.3)
・東証1部出来高 14億3896万株
・同売買代金 2兆4801億円
・同値上がり351銘柄、値下がり1730銘柄、変わらず47銘柄

 
30日の日経平均は-108円安となり反落。

昨日の米国市場はFOMC前で様子見姿勢となりましたが
日経平均は-100円を超える下落となりました。

 
マザーズ上場のバイオ銘柄で1月のマザーズ上昇を支えた
サンバイオが、臨床試験で良好な結果を得られず急落。

新薬の成功期待を背景にサンバイオは11月から約3倍に上昇しており
期待が落胆に一気に変わった結果、売り注文が殺到しました。

尚、本日は株価が寄り付かず取引を終了しています。

 
マザーズのサンバイオショックが東証にも影響する形となり
日経平均で108円の下落を招く結果となりました。

 
日経平均採用銘柄の下落率では
サンバイオと提携関係にある大日本住友製薬が
-18.59%となり1位。

また昨日減益決算を発表した大和証券が
下落率2位(-6.22%)となりました。

 
サンバイオショックとも言うべき1日となりましたが
本日のところは大型株への影響は限定的です。

本影響が一時的なものとなるのか、日本市場全体に広がるのか
今後の影響を注視したいと思います。

2019年1月30日
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