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世界市況

企業業績不安と原油安の影響で大幅下落

10月11日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,128ドル(-200ドル)
・S&P500 2,136ポイント(-26ポイント)
・ナスダック 5,246ポイント(-81ポイント)

 

11日の米国株式市場は
毎期決算発表のトップランナーとも言える、非鉄大手アルコアが
予想利益に届かない決算を発表し、株価が11%安と急落。

また原油価格(WTI)も51ドル台を維持できず
50ドル台半ばまで下落。

このところの株高を演出していた原油価格の下落に
企業業績の先行き不安が重なり
ダウ平均・S&P500・ナスダックともに
大幅な下落を見せることになりました。

 

11日にFRBより発表された
9月労働市場情勢指数(LMCI)は-2.2ポイント。

2か月連続のマイナスとなり、米国の景気が
踊り場を迎えている可能性を示唆しています。

 

大きく下げたとは言え、ダウ平均は9月のレンジ相場の下限である
18,000ポイントは維持しています。

反転し上昇の可能性もありますが
再度の下げで18,000ポイント割れが確定すると
ダウントレンド入りの可能性が高くなります。

 

世界の金融市場に大きな影響を与えるダウ平均が
18,000ポイントを維持できるのか
それとも18,000ポイント割れが確定するのか
今後注意深く見守る必要があります。

 

2016年10月12日
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