トランプ大統領の減税に向けた発言を受け大幅高
2月9日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,172(+118ドル)
・S&P500 2,307.8(+13.2ポイント)
・ナスダック 5,715.1(+32.7ポイント)
9日は3指数ともに全面高、各指数ともに過去最高値を更新。
トランプ大統領が、税制について今後2-3週間内に驚くべき
内容を発表する、と発言。
選挙公約の減税の具体化が示されたことで
市場は買い一色の展開となり、一気に株高及びドル高が進みました。
今週値動きが少なくなっていた株式市場でしたが
トランプ大統領の発言を受け、一気にエネルギーを放出した
形となっています。
株式市場だけでなく、為替市場でもドル買いが大きく進んだ結果
ドル円は112円台から113円台まで上昇しました。
本日の上昇を基点に再度トンランプ相場が開始されるかどうかが
最大のポイントとなります。
トランプ大統領がいくら発言をしても、共和党の賛同無しには
税制改革は進められないため、今後は大統領側と共和党の関係が焦点となります。
しかしトランプ大統領の支持率は決して高くはないため
楽観視はできません。
株価の大幅上昇は素直に喜びたいものの
減税への期待感で上昇した株式市場が、減税案が
明るみになるにつれ、事実で売られる展開も想定しながら
今後に臨みたいと思います。