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世界市況

3指数揃って下落、ダウ平均は109ドル安

12月5日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,180ドル(-109)
・S&P500 2,629.5ポイント(-9.8)
・ナスダック 6,762.2ポイント(-13.1)

5日は3指数揃っての下落、ダウ平均が約100ドルの下落となりました。

 
2日の上院での減税法案可決を受けて4日はダウ平均が大きく上昇しましたが
5日は減税実現に向けたハードルが意識されるようになり
市場ムードは一変しました。

今後の上院と下院のすり合わせ次第では
減税の実行が実の無いものになる可能性が意識され
昨日の上昇を打ち消すような下げに見舞われました。

ダウ平均採用銘柄の下落率では1位が
ウォルトディズニー(-2.72%)となりました。

昨日M&Aに対する思惑から上昇しましたが
その上昇に対する戻しの動きとなります。

2位はインテル(-2.36%)となり、ナスダック指数の下落幅は減少したものの
ハイテク株売りの流れは継続中です。

 
またイギリス市場がEU離脱交渉の難航を背景に
ジリジリ下落しています。

EU離脱交渉の中で、スコットランドや北アイルランドの
問題も生じ始めており、今後イギリス市場にも注意が必要です。

ダウ平均は1090ドルの下落となりましたが
単なる押し目となるのか、それとも新しい値動きとなるのか。

今後の方向に注目したいと思います。

2017年12月6日
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