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世界市況

トランプ大統領の発言を受け一旦戻し相場入り

・ダウ平均 25,064ドル(-134)
・S&P500 2,804.4ポイント(-11.1)
・ナスダック 7,825.2ポイント(-29.1)

19日は3指数揃っての下落、ただしダウ平均は既に5連騰しており
一旦戻しを入れた格好になりました。

 
企業の決算発表が進む中で、トランプ大統領が
これ以上の利上げは好ましくないと発言。

FRBの利上げ継続姿勢に異議を唱える形となりましたが
米国金融政策のシンボルとも言えるFRBの独立性を
脅かす発言であり市場は警戒。

トランプ大統領の発言に一旦売り時を探していた
株式市場が反応する形となり、各市場が下落しました。

 
ダウ平均採用銘柄でみると
下落率1位のトラベラーズ(-3.71%)
2位のアメリカンエキスプレス(-2.73%)を始め金融株が下落。

昨日の上昇を牽引した金融株でしたが
本日は一転下落を先導する形となってしまいました。

 
またトランプ大統領の発言にドルも反応し
上昇を続けていたドルインデックスが下落。

トランプ大統領の発言は、今週上昇を続けていた各市場に対し
戻しを演出する効果を生みました。
 
 
ただしトランプ大統領の発言はありましたが
ファンダメンタル的な変化は生じていません。

本日の各市場の値動きが、戻しとしての値動きに留まるのか
という点に今後は注目したいと思います。

2018年7月20日
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