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世界市況

ダウ平均は一時-785ドル安となるも小幅安に

・ダウ平均 24,947ドル(-79)
・S&P500 2,695.9ポイント(-4.1)
・ナスダック 7,188.2ポイント(+29.8)

5日はブッシュ大統領の追悼のため休場となり
6日は休場明けの取引となった米国市場ですが
ダウ平均は下落の一方で、ナスダック指数は上昇。

まちまちの展開となりました。

 
ダウ平均は終値が-79ドル安と小幅安に留まりましたが
場中に-785ドル安と、一時大きく売り込まれる展開となりました。

ファーウェイCFO逮捕の余波が本日も継続した
形となりましたが、一方でメディアの報道により
利上げ中止の観測が市場に広まった結果
急速に値を戻して本日の取引を終了しました。

 
ダウ平均採用銘柄の下落率では1位が
ボーイング(-3.09%)となり、貿易摩擦銘柄は
完全に政治問題に左右されている状態です。

一方で上昇率では1位シスコシステムズ(+2.20%)以下
ハイテク株がランクインしており、ハイテク株主導で
株価の戻しを演出した形となりました。

 
周辺市場では再び原油価格(WTI)が50ドル割れ目前の
水準にまで下落。

ただし急速に値を戻し51ドル台で取引を終えました。

 
明日は雇用統計の発表もあるため、米中貿易摩擦を
始めとするファンダメンタル情報に注意を払いながら
市場の方向性を探りたいと思います。

2018年12月7日
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