3日中国元切り下げ ボラタイル相場
13日の日本市場は、大幅反発となりました。
日経平均株価の終値は、202円高の20,595円となりました。
今日のザラ場だけを見るとドラマが限定されますが
昨日のナイトセッションからの先物を追いかけると
大きな変動があった、大相場になったのではないかと思います。
昨晩は、序盤はアメリカ相場の大幅な下落を受けて
先物市場は、20,000円を割り込むような勢いで下落。
しかし、アメリカ市場が反発に向かったことで、先物も戻りとなりました。
今日の寄りつきは、落ち着いた寄り付きになりましたが
中国元の切り下げが3日連続で来るのか?という
様子見の動きが、はっきりと見て取れる感じでした。
動きがあったのは、中国元の今日のレートが発表になった瞬間。
この瞬間に、日経平均は200円も一気に下落しています。
分足チャートを見ると、かなりスゴイ事になっています。
ただ、今日は既に3日連続下落を見越した動きになっており
一気に下げた後は、空売りの買い戻しの動きが活発。
今日の高いところで引けています。
相場は大きく戻しましたが、まだ昨日の分も取り戻せておらず
実際には3日連続で中国元の切り下げがあったわけで
まだ不安定な状態が続くのではないかと思われます。
明日は、SQ算出日となりますので、SQ絡みの思惑は
とりあえず一旦終了となりますが
明日、来週も、中国が切り下げを続けるのか注目されます。
どこまで切り下げる気か知りませんが
しばらくは警戒のムードは続くと思われます。