小売り高伸び堅調で大幅高
15日のアメリカ市場は、大幅に反発しました。
ダウ平均の終値は、228ドル高の16,599ドルと
200ドル以上の反発となりました。
8月の小売売上高が発表になり、堅調な伸びを見せたことが
市場の反発を誘う形となりました。
しかし、依然としてFOMCでの利上げ判断は分かれており
方向性が分からない不透明感は残ったままになっています。
経済指標は、アメリカ内では全体的に好調です。
インフレリスクも出てきている中で、利上げは必要な時期ですが
中国の不透明感があり、難しい判断が迫られます。
アメリカ国内のニュースでは、HPが3万人のリストラを発表。
UPSも9.5万人のリストラを発表しており
特定の企業では、収益改善に苦しんでいるようです。
また、最近忘れられていますが、ギリシャの総選挙が20日に予定されており
結果によっては、また混乱になる可能性はゼロではないので
こちらも火種としてくすぶっている感じです。