金融政策決定会合 市場の期待に沿えず
18日の日本市場は、反落となりました。
日経平均株価の終値は、366円安の18,986円となっており
わずかながら、19,000円割れでの引けとなりました。
1日を通じて、かなり荒っぽい値動きになっており
1日の値動きは、上限900円くらいを記録しています。
騒動となったのは、日銀の金融政策決定会合です。
ETFの買入枠を3000億円増額する
追加の金融緩和措置を発表しています。
このタイミングでは、投資家は予想しておらず
サプライズとして受け止められました。
ただ、黒田バズーカと呼ぶほど、バズーカの威力はなく
ETFの買入だけでは、ほとんど効果としては見込まれず
突然の緩和発表にマーケットは一気に急上昇。
日経平均株価は500円高くらいを記録しましたが
その後は、冷静に内容を受け止める動きで、マイナスへ転落。
引けでは366円安という、荒っぽい動きになっています。
日銀は、市場の期待を裏切ったような形になっており
金融緩和の補完という言い方をしていますが
これで、大型な追加金融緩和の可能性が薄まったとしています。
この程度の緩和しかできないかと見られていますね。