大発会 一時600円超の大幅下落
2016年の相場のスタート、大発会を迎えました。
2016年の幕開けは、大波乱のスタートとなり
今年1年の動きを彷彿とさせるような波乱の相場です。
日経平均株価の終値は、582円安の18,450円となり
一時は600円を超える下落幅となりました。
時間は経ちましたが、昨年末のアメリカ市場が下落したことに加え
今日の主役は、中国市場での動きに尽きます。
12月の中国PMIは、48.2となり、市場予想を下回る数字で
さらに10ヶ月連続での50割れの水準となりました。
中国PMIの弱い指標を受けて、中国マーケットが急落。
また、今日からスタートした、サーキットブレーカーの仕組みが
なんと初日から発動することになり
今日は中国市場は取引時間を1時間半残して、売買停止となりました。
相場急落を防ぐための仕組みでしたが
なんと導入初日から7%安と急落に見舞われ
初の適用となりました。
波乱の幕開けを予想される、大発会の相場となりました。
ドル円相場は、119円台に突入して、円買いへの流れへ。
こうした動きも、相場に大きく影響して
今日は、全く良いところはありませんでした。
タカタに対して、日本の自動車メーカーが
共同出資するという案が出ており、材料視されています。
タカタは、一時ストップ高を付けています。
まだ、この報道は、どこまで現実なものなのか
今のところは真偽については、はっきりしません。
中国以外では、イランとサウジアラビアが国交を断絶し
バーレーンとスーダンも、イランとの国交断絶をしています。
年明け早々ですが、中国相場の急落と
中東情勢の緊迫化を受けて、波乱の2016年の幕開けとなりました。