将来価値を高める
今回の出張は、かなり内容の濃い打ち合わせばかりでした。
金融の国、香港ということもあって
話の内容も、私にとっては面白いものでした。
ふだん、株をトレードするのは、ひと味違った感覚で
ベンチャー企業の醍醐味を味わっております。
さて、ところで、株価はどうやって決まるでしょう?
株価が決まる要素というのは、複数あります。
ざっと、大きなところをまとめてみると
・現在の企業価値(主にBS)
・現在の企業収益(主にPL)
・同業他社のパフォーマンス
・将来の事業の伸び
あたりになります。
儲かっている企業が、株価が高いのは当たり前ですが
赤字だって株価は付きます。
PERのような収益から計算された指標や
PBRのように資産から計算された指標など
実際には株価が付くには、複数の要素で計算され
そして同業者他社のパフォーマンスと比較して決まります。
最終的には、価格を決めるのはマーケットです。
そして、うちのようなベンチャー企業の場合は
例えば、グーグルやフェイスブックのような将来価値
どれだけ、今からX年後に大きくなれるかを
ビジョンを持って示すことが大事です。
今の企業価値を例えば1としても
事業の伸びる要素が大きいとマーケットが判断すれば
株価は、何倍、何十倍にも評価されます。
その昔、IT革命の始まり時に
ソフトバンクの価値が非常に大きく評価されたのも(これはバブルでしたが)
こうした将来の伸びに対する期待が大きかったからです。
私も、経営者の端くれとして
企業のビジョンを示していきながら
企業価値を高めるということが必要だなと感じています。
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