企業のライフサイクル
昨晩、アップルの決算発表がありました。
iPhoneの販売が急速に鈍化しており
iPadの販売台数も、急速に落ち込んできています。
マーケットも飽和に近づいてきており
そろそろ、アップルの成長も限界か?とも言われています。
投資家として、基本は株価だけを見ての判断で
十分問題はないのですが
企業の成長のサイクルを見る視点を養っておくのは
長期投資としては、必須の知識になってきます。
企業、もっと言えば、各事業にはサイクルがあって
最初の立ちあげ期、成長期、成熟期、衰退期
と大きく4つのサイクルになります。
各製品毎に、このサイクルがあって
新製品を出し続けていかないと、競争に負けてしまいます。
アップルの場合は、iPhoneは既に成熟期に入っており
iPhoneだよりの成長は、すでに終わりを迎えています。
一方で音楽配信をスタートさせるなど
別の商品としての収益源を探っているところです。
結局、長期投資のサイクルで考えた時には
たんに企業を見るだけではなくて、その会社の商品や
その先にに出てくるであろう商品を見据えないと
長期的な展望を見る事ができません。
日本の家電メーカーも最たる例で
世の中に受け入れられる新製品を出せなくなって
急速に日本の家電メーカーの勢いが失われています。
変化の激しい時代だからこそ
各会社の新商品にまで目を配らせながら
将来性を判断していく時代になっています。
将来、この商品は行ける!という視点をもって
将来を見ていくことが、重要になってくると思います。
日頃のニュースから、世の中のトレンドを学んでおきましょう。
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