テロ発生時の株価の動き
22日のアメリカ市場は、反落となりました。
ダウ平均の終値は、41ドル安の17,582ドルとなっています。
ベルギーでの同時爆発事件を受けて、序盤は売りが先行しましたが
後半は持ち直しの動きとなりました。
パリでの同意多発テロの際にも、似たような動きをしており
テロ攻撃の場合の相場の動きは、瞬間的に下落しますが
その日のうちに戻しているケースが多いです。
9.11のようなニューヨークでの事件のような場合は
かなり影響が大きかったので、相場も大暴落していますが
事件が起こった直後だと、どのくらいの被害状況なのか
経済に与える影響も分からないところが多いので
序盤はパニック的な売りが見られます。
こうした事件を受けて、悪影響を受けるセクターがあり
旅行関連、航空関連などは、軒並み安となっています。
パリの同時多発テロで、欧州への旅行者が減っていますが
さらにベルギーでの事件が発生したことを受けて
さらに欧州への風当たりは厳しくなりそうです。
マレーシアもテロの噂が、ずっと耐えないので
可能な限り警戒はしておきたいと思っていますが。