経済トレンドを見誤るな
株をやっていれば、ごく当たり前の話ですが
株価は日々変化しています。
上昇する日もあれば、下落する日もある。
為替にしても同様で
円高になる日もあれば、円安になる日もある。
アベノミクス初期のように、グングン伸びるときもありますが
必ずどこかで天井をつけて落ち着くタイミングは訪れます。
政策によって、トレンドができることはありますが
どんな政策も万能ではなく、まともな経済あれば
どこかで天井がやってきます。
昨年の流行語に選ばれた「爆買い」という言葉。
主に中国からの旅行者が
円安になった為替をみて、日本の商品を大量に買うことから
爆買いという言葉が出来ました。
この爆買いのトレンドは、円安を背景にできたもので
1ドル120円台だったら為替水準から
今年は1ドル100円くらいまで円高が進行しています。
率にして、20%くらいは円高が進行しています。
そうなると、経済的にも「爆買い」という現象は
落ち着いてくるのが当たり前で、本当に一時の現象となっています。
百貨店が発表している売上高を見ても
今年は昨年比で、30%くらい売上が落ちています。
爆買いなんて特需が、ずっと続くわけもなく
必ずトレンドの終わりが見えてきます。
容易に想像できる世界ではあるのですが
こんな当たり前のことがニュースになったりします。
日本は、色々なブームが訪れますが
短期間のブームで終わってしまうものが多いです。
トレンドがあるようで、突発的過ぎて短命に終わります。
株をやっている人は
こうした経済の大きなトレンドくらいは把握しておいて
株価や為替の動きなどから、経済変化のトレンドくらいは
最低限把握できるようにしておきたいですよね。
大きな波を読む事が、株式投資のスタンスにも影響してくるはずです。
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