イエレン議長講演 利上げの可能性を示唆
26日のアメリカ市場は、お伝えした通り下落となりました。
ダウ平均の終値は、53ドル安の18,395ドルとなっています。
小幅ながら、下落が続いています。
イエレン議長の講演があり
最初は、「経済見通しは不確実で、金融政策に決められた道はない」
としており、9月利上げを示唆する内容ではありませんでした。
これを受けて、一時は100ドル以上の上昇となりました。
しかし、徐々に発言の内容から追加利上げを示唆する発言もあり
早期利上げに対する警戒感の方が、先にくる形となり
結局は下落しての引けとなりました。
注目されていたイエレン議長の講演ですが
結局のところは、追加利上げへの警戒感が増して終わっています。
市場予想も、イエレン議長の講演を受けて
9月利上げの可能性が高まりました。
しかし、依然として9月の利上げはないとの見方が50%以上を占めており
見送りの公算が未だに高いです。
もうすぐ9月相場に入りますが、雇用統計と9月のFOMCが
9月に入っての最大のポイントになってくるでしょう。