東京・ロンドン崩れる NYは小幅下落に
1月23日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,799(-27ドル)
・S&P500 2,265.2(-6.1ポイント)
・ナスダック 5,552.9(-2.3ポイント)
23日は3指数揃って小幅下落。
トランプ大統領の就任を受けた東京市場
そしてロンドン市場が大幅に下落の中で
NY市場も下落。
ただし東京、ロンドン市場とは異なりNY市場は小幅下落に
とどまり、米国市場の底堅さを感じる1日となりました。
最終的に小幅下落となりましたが、一時先週末比で
プラスになる時間帯も。
しかしトランプ大統領が企業経営者との面談で
改めて国境税について言及したことが伝わると
発言を嫌気した株式市場は勢いを失いました。
一方でドルは売られ、東京時間からスタートした
ドルインデックスの下落が、NY時間に入り再開。
チャート的には安値を更新しダウントレンド入りとなりました。
トランプ大統領の国境税発言を契機に株価は下落しましたが
同時に企業経営者には規制緩和を約束しています。
規制緩和のプラス要因と国境税のマイナス要因について
株式市場も影響を読み切れていない状況です。
トランプ大統領の発言を追うことで、経済政策の行方及び景気の行方を
探ることも可能であり、まだ当面トランプ大統領の発言には一喜一憂が
継続すると思います。