財政再建への道遠し
内閣府の最新の試算で、2020年の基礎的財政収支が
黒字化するのは難しいという結果を報告しています。
今日は、相場が非常に堅調だったので
かなりニュース的には埋もれてしまった感じはありますが
非常に厳しい現実となっています。
元々の試算では、2020年に5.5兆円の赤字という試算で
消費税を上げたりして、何とかゼロまで持って行くというのは
国際公約でもあったわけです。
しかし、最新の試算では、なんと8.3兆円の赤字!と
前の予想から悪化する数字を発表しています。
いつまで、こんな事がまかり通るのか分かりませんが
一向に財政状況が良くなっていく感じがありません。
内閣府としては、消費税増税に向けて
動きたいという意図もあるのでしょうが
景気と財政再建を両立するというのは
かなり厳しい状態になっていると言って良いでしょう。
このまま行けば、必ずどこかで破綻するタイミングがあります。
赤字のままで良い訳はないですし
まだ現状維持が出来ているのであれば良いのですが
年々悪化するというのは大きな問題です。
せめて改善傾向にあるくらいのところは見せて欲しいですね。
オリンピック前でこの状況だと、後が思いやられます。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
2017年1月26日
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