米国市場の下落及び円高の影響 300円以上の下落
1月31日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,041円(-327円)
・TOPIX 1,521.6ポイント(-22.1ポイント)
・東証1部出来高 19億9746万株
・同売買代金 2兆4867億円
・同値上がり396銘柄、値下がり1,518銘柄、変わらず88銘柄
31日は日経平均で300円を超える大幅な下落となり
2日続けての下落。
再び日経平均20,000円が遠くなりました。
トランプ大統領の入国禁止令の影響で、リスクオフの流れとなり
米国市場が大きく下落の中、為替が円高に振れ、それらの影響から
日本市場は寄付きより大きく値下がり。
前場・後場ともに上昇の気配無く、19,100円前後の狭いレンジでの
取引となりました。
尚、本日の日銀政策決定会合は、予想通りの政策の現状維持であり
市場には影響はありませんでした。
売買代金が2兆円台と低迷の中で、米国市場が崩れたため
本日の日本市場の下落は予想通りと言えます。
今後も売買代金の回復が無い中では、米国市場に左右される
展開が予想されるため、米国市場の下落が押し目か本格下落の
入口かの判断が非常に重要となります。
水曜にFRB政策金利発表、金曜に雇用統計と米国市場を占う
指標発表が相次ぐため、当面は日本市場だけでなく
米国市場の動向にもより注意を払う必要があると考えます。