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日本市況

為替の影響で安く始まり19,000円割れ

2月9日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,907円(-99円)
・TOPIX 1,513.5ポイント(-10.6ポイント)
・東証1部出来高 19億3351万株
・同売買代金 2兆2457億円
・同値上がり659銘柄、値下がり1,205銘柄、変わらず138銘柄

 
9日は日経平均で100円近い下落となり、日経平均は再び19,000円割れ。

米国市場が強弱まちまちの中、ドル円の111円台に突入が
嫌気され、日経平均は寄付きから19,000割れでスタート。

前場はドル円の上昇とともに日経平均も上昇しましたが
後場の開始後は為替に関係なく株式市場が崩れ始め
最終的には100円近い下げで終了しました。

 
日経平均採用銘柄の下落率で見ると
1位日立製作所(-8.04%)
3位東芝(-6.74%)
8位三菱重工(-3.45%)

と重電御三家が揃ってワースト10入り。

日立と三菱重工の下落は両社の係争が切っ掛けですが
3社ともに原発事業でのリスクを抱えており、東芝のみならず
日立と三菱重工も今後原発リスクの顕在化の可能性に
注意が必要です。

 
出来高は2兆円台を回復したものの、依然2兆円台前半に留まり
市場に勢いがありません。

日米首脳会談後、市場に勢いが戻ることを期待しつつ
少なくとも明日までは無理な売買を控えるのが適切と考えます。

2017年2月9日
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