様子見相場の中で原油価格の下落を受け株式市場も下落
3月14日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,837ドル(-44)
・S&P500 2,365.4ポイント(-8.0)
・ナスダック 5,856.8ポイント(-18.9)
14日は3指数揃っての下落、15日のFOMC後の
金利発表を控えた最後の取引日となりました。
買われる理由が無い中で、先週末から下落が
続いている原油価格(WTI)が、昨日の小休止をへて
14日には遂に47ドル台にまで下落。
原油価格の下落とともに原油関連株が
下落し、原油価格の下落が株式市場の下落を
誘う形となりました。
14日の原油価格下落の要因は
サウジアラビアの原油増産が統計データで
明らかとなったため。
サウジアラビアのスタンスは不明ですが
これまで減産を主導してきたサウジアラビアが
データの上では増産となっており、原油市場に
衝撃を与えた形となりました。
また原油価格の下落に連動するように
金価格も下落し、原油価格と金価格の
相関が見られた一日ともなりました。
いよいよ明日のNY時間はFOMCによる利上げ発表が
行われる見込みです。
利上げそしてその声明を受け、株式市場のみならず
為替市場、商品市場がどのような動きをみせるのか
注目したいと思います。