暴落ストップ 3指数まちまちで小動きの展開
3月22日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,661ドル(-6)
・S&P500 2,348.4ポイント(+4.4)
・ナスダック 5,821.6ポイント(+27.8)
22日はダウ平均は小幅下落となったものの、S&P500は小幅上昇
ナスダックは上昇となり、危惧された昨日に続く全面安の
展開には陥りませんでした。
昨日大きく下げた株式市場ですが、トランプ大統領への
幻想が消えたとしても、実体経済の良好さという追い風は
依然存在しています。
よって一時の株価下落があっても、そのまま暴落が
続くような経済状態ではありません。
ダウ平均採用銘柄の上昇率を見ると
1位マイクロソフト(+1.28%)
2位アップル(+1.13%)
3位インテル(+0.94%)
4位シスコシステムズ(+0.65%)
と1-4位がトランプ大統領の政策とあまり関係ない
ハイテク系企業がランクインしています。
本日の市場の状態のみではまだ、今後の方向性を
占うことは難しいと言わざるを得ません。
昨日の相場下落を招いたオバマケア廃止法案が、早ければ23日には
決着がついて、次の展開が見えてくる予定です。
今後の金融市場の方向性を決定しかねない
オバマケア廃止法案を巡るニュースに注意を払いながら
市場の状況を見ていきたいと思います。