米国株と為替の後押しで期末配当落ちがあるも上昇
3月29日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,217円(+14)
・TOPIX 1,542.0ポイント(-2.7)
・東証1部出来高 17億5140万株
・同売買代金 2兆1595億円
・同値上がり716銘柄、値下がり1158柄、変わらず118銘柄
29日は小動きの展開、本日は約130円の期末配当落ち分を
考慮する必要があるため、見た目の数字以上に
しっかとした展開となっています。
昨晩発表の米国消費関連指標の結果が良好で
米国株が高くなり、またドルが買われ円安となっており
日本市場には追い風の1日となりました。
しかし売買代金は2兆円台前半と相変わらずの状態。
日経平均採用銘柄において、上昇率1位は
関西電力が+10.37%とダントツ1位なりました。
昨日大阪高裁で高浜原発の再稼働を認める判決が
出ており、今後の原発再稼働による収益の改善を
見込む買いが膨らみました。
また関西電力につられて、東京電力HDも+4.25%と
4位にランクインしています。
しかし関西電力と東京電力HDは事業状況が全く異なっており
注意が必要です。
本日より実質的には新年度相場がスタートしています。
売買代金の低迷が続いていますが、新年度で資金が流入し
売買代金が増加し、それに伴い株価も上昇することを
期待したいと思います。