仏大統領選での波乱なく250円を超える大幅高に
4月24日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,875円(+255)
・TOPIX 1,503.1ポイント(+14.6)
・東証1部出来高 19億2119万株
・同売買代金 2兆1193億円
・同値上がり1534銘柄、値下がり381柄、変わらず101銘柄
24日は日経平均で250円を超す大幅な上昇となり
2営業日続けての大幅高となりました。
フランス大統領選で無所属のマクロン氏と極右のルペン氏での
決選投票の可能性が高まり、マクロン氏の大統領当選が確実視
される中、投資家のリスク回避姿勢が後退し、市場は買いの
方向へ。
月曜は売買代金が1兆円台の週が続いていましたが、本日は
2兆円台となり投資家が売買に参加したことで、更に値動きに
弾みが付きました。
日経平均採用銘柄では上昇率トップはソニーの+3.84%。
週末発表の業績の上方修正が素直に好感されました。
2営業日連続の上昇で、日経平均は445円の上昇となり
19,000円回復が目前となりました。
しかしながら明日25日は北朝鮮の建軍85周年で核実験のリスクがあり
まだ地政学リスクが完全に去った訳ではありません。
リスク回避の動きが一段落するかどうかは、明日のニュース等を
見て判断すべきであり、少なくともあと1日は地政学リスクに
端を発する突発的な値動きに注意すべきと考えます。