下げ止まらない原油価格の一方でハイテク株が買われる
6月21日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,410ドル(-57)
・S&P500 2,435.6ポイント(-1.4)
・ナスダック 6,233.9ポイント(+45.9)
21日はダウ平均が値下がりし、S&P500は横ばい
そしてナスダック指数が上昇し、まちまちの展開。
継続している原油価格(WTI)の下げが止まらず
21日も下落が進み、43ドル台から一時は
42ドル割れ目前に下落。
遂には昨年秋の安値水準を更新しました。
最終的には42ドルの維持となりましたが
下落が終わる気配が見えなくなりつつあります。
原油価格は40ドルが節目の価格となっていますが
今後40ドルまで到達するのか、注目が集まります。
そして原油価格の下落を背景に、原油関連株中心に
売られる展開となり、ダウ平均は下落しました。
一方で、前日再び売られたハイテク企業は
ナスダック指数が上昇しているように、買われる展開に。
ハイテク株は買われたものの、原油価格の下落の結果
市場への影響が大きい原油関連株に影響され
全体の株価上昇に繋がる結果とはなりませんでした。
こちらが買われても、あちらが売られる、といったような
相場状況で方向性が定まりません。
下げ止まらない原油価格がどこまで落ちるのか、という
点も注意しながら、今後の株式市場を見ていきたいと思います。