タカタが民事再生法適応申請 市場は織り込み済み
6月26日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,153円(+20)
・TOPIX 1,612.2ポイント(+0.8)
・東証1部出来高 13億9560万株
・同売買代金 1兆7505億円
・同値上がり1104銘柄、値下がり775銘柄、変わらず142銘柄
26日は日経平均で+20円と小幅な上昇。
週末のアメリカ市場が小動きの展開の中で
為替市場もドル円が111円台半ばから動かず。
月曜日ということもあり膠着状態の相場となりましたが
前場の上昇分を維持することができ、週末比で
プラスで終了しました。
しかしながら売買代金は1.7兆円となり2兆円割れで
売買に力強さはありません。
尚、先週売買停止日もあったタカタが正式に民事再生法の
適応を申請し、終日売買が停止されました。
ただ既に市場は織り込み済みであり、市場に対する
影響はありませんでした。
尚、タカタは社債の発行も行っており、今回の経営破綻の結果
社債の回収率は20%以下になるとの見方が広がっています。
閑散とした売買の中、タカタの経営破綻が
最大の話題となりましたが、市場に対する影響はなく
話題先行といった状況となりました。
6月最終週の今週も大きな経済イベントがないため
閑散とした売買が継続の可能性がありますが、次の
値動きが生じるチャンスを待ちたいと思います。