2日続けて3指数揃っての上昇
8月30日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,892ドル(+27)
・S&P500 2,457.5ポイント(+11.2)
・ナスダック 6,368.3ポイント(+66.4)
30日は昨日に続き3指数揃っての上昇。
発表されたGDPが市場予想を上回る数字となり
アメリカ経済に対する期待感が改めて広がり
株価を押し上げ。
北朝鮮のミサイル問題が膠着している中で
株価は徐々に上昇を始めた形となっています。
特に昨日本日とナスダック指数が上昇し
再び高値を伺いつつあります。
また株価の上昇とともに恐怖指数の
VIXも下落しており、リスクオフに近い状況と
なりつつあります。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位シスコシステムズ(+1.62%)
3位マイクロソフト(+1.31%)
7位インテル(+0.46%)
となりハイテク株が上昇を牽引しました。
全体的に煮詰まっている株式市場ですが
テキサス州のハリケーンを契機に、予算の議会承認
となる可能性が生じています。
議会運営に苦戦のトランプ政権にとって
ハリケーン被害は奇貨となる可能性も。
ドルインデックスも安値を割れた中で
市場に変化が生じつつあります。
8月のレンジ相場で溜めたエネルギーを
どちらの方向で放出するかと言う点で、今後の
市場を見ていきたいと思います。