置き去りの日本の金融政策
今週は、ECBドラギ総裁のコメントが
ひとつの注目ポイントとしてありました。
欧州も長らく金融緩和政策が続いていましたが
そろそろ、金融緩和の出口を探り始めたようです。
アメリカが先立って、ゼロ金利から戻ってきて
順調に金利も回復してきていますが
欧州もそれに続いて、出口に向かう感じになってきました。
欧州の経済成長の方も、比較的順調に進んでいるようです。
こうなると、世界的にも、日本はどうした?
と言われるようになってきます。
日本は、ゼロ金利に加えて、円安誘導とも取られない
大がかりな金融緩和を続けてきました。
しかも、その一方で、経済回復、インフレの流れが見えてこず
泥沼の状態に入っています。
日本の金融緩和は劇薬な部分も含まれており
日銀の国債保有は高まる一方です。
早いところ出口を見つけないと、そんなに長続きさせられないですし
諸外国との比較も、されるのが必然的だと思います。
日銀も、ECBの発表を受けてあせっていると思いますが
色々な日銀の言い訳も、だんだん通用しなくなる環境になっています。
日本経済は、金融政策だけでは、どうにもならないのが
これまでの実績で示されている部分もあり
この先の経済回復の施策については、見直しが必要なんだと思います。
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