未来への投資

衆議院選挙は、与党の圧勝となって、幕を閉じました。

最後まで、論点が良く分からないまま終わってしまいましたが
与党が勝利した以上は、もともとの解散の名目である
消費税の使用目的の変更が遂行されていくでしょう。

消費税増税のうち、2兆円規模を子供への投資に振り向け
将来の日本の発展に使うということです。

所得の再分配という意味においては
少子高齢化が進む日本に取っては、より若い層に対して
所得を再分配する仕組みになると思います。

実際の使われ方は、しっかりと効果も含めて見ないと分からないですが
将来に対しての投資という見方もすることができて
上手く機能すれば、有意義な内容ではないかと思います。

 

さて、未来への投資というのは、やはり必要なものです。

現状を維持するだけでれば、何も投資は必要ありませんが
より明るい将来を期待したいのであれば
先を見越した投資というのは、やはり必要になってきます。

今回の消費税使用目的変更も、未来への投資です。

 

本質的には、国としての未来への投資も必要ですが
個々人においても、未来への投資は必要なんじゃなかと思います。

今日も、マレーシアのインターンシップの人が来て
現状の日本の話なんかもしてたりしたのですが
ハングリー精神的なものは、今の日本には薄れてしまっています。

投資は、何もお金だけではないのですが
例えば若いうちの時間を使って、未来に投資するような
時間の使い方も、そぎ落とされてしまっています。

 

最近、特に日本の大手企業では、残業禁止が増えていて
若いうちに、ガリガリ働きたいという若者がいるにもかかわらず
そういう機会を奪ってしまっているようにも思います。

 

なんか、一部では未来への投資に向かっているにも関わらず
別の方向では、ブレーキを掛ける方向があったりして
なんか、チグハグな動きになってきている気がします。

 

いずれにしても、未来への投資を止めてしまったら
将来への道が閉ざされてしまいます。

投資は、やっぱりちゃんと続けないと行けないですね。

2017年10月23日

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