下げ足は速い
日経平均株価は、やや調整の色合いを強めてきました。
23,000円を超えた日経平均株価は
徐々に下落ペースとなってきており
先物でいうと、22,500円くらいまで既に下落しています。
ほぼ調整のなかった相場の動きを見て
ようやく調整がやってきたという感じですが
大台を大きく突破してきたこともあって
ここからは少し警戒が必要なタイミングになってきます。
選挙も終わって、ネタ的にも薄れてきているので
買い支えの材料が弱くなっているのが理由です。
さて、相場では良く言われることではありますが
相場の下げ足は非常に速いということです。
株価の上昇は、時間をかかけじっくり行く物ですが
下げるときは、一瞬に大きく下落します。
今回の大相場は、上昇が続きましたが
それでも、大暴落するような相場から比べると
上昇のスピードはゆっくりなのです。
例えば、日経平均株価の動きで言えば
下落するときは、日経平均株価が1,000円下落することもありますが
上昇相場で、一気に1,000円も上昇することはあります。
あるとしたら、大暴落したあとのリバンド時くらい。
これは極端な例ではありますが、3日間かけて上昇した相場が
1日で下落して相殺されるような動きは日常茶飯事です。
今の相場は、日経平均株価20,000円から見ると
既に3,000円も上昇していることになるので
万一大幅下落することがあれば、下げ幅も大きなレンジがあります。
もっとも、アメリカ市場は堅調ではありますので
一気にダメになるような理由は見当たりません。
それでも、下落の下げ足は速いということで
警戒をしておくことは、良い予防措置になります。
サヤ取りのような両建てでリスクヘッジしておくのも
今の相場には必要な事です。
ここからの相場は、万一への備えは必要になってくるでしょう。
2017年11月10日ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
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