FREETEL民事再生申請
今日のニュースで、FREETELの民事再生が伝わっています。
私の会社は通信業も持っていることもあって
このニュースは非常に関心を持ってみています。
FREETELは、先日MVNO事業を楽天に売却したばかりで
それで、とりあえず問題は解決されたのかと思ったのですが
実際はMVNO事業の売却だけでは、累損を解消できなかったようで
負債を抱えての民事再生となりました。
FREETELは、SIMフリー事業の草分け的な存在として
割安な価格で、戦略的なマーケティングで
あっという間にシェアを拡大していたのですが
楽天にMVNO事業を売却したときに思ったのですが
赤字覚悟の上での、マーケット拡大だったと思います。
海外だったら、アマゾンとかもそうですが
赤字のままででもユーザーに支持されて
ユーザー数が獲得でれば、将来の黒字化を期待して
投資家が集まるという構図だったのではないかと思います。
日本だったからなのか分かりませんが
赤字覚悟でのマーケット拡大が失敗してしまった
非常に残念な例だったと思います。
アメリカや中国だったら、倒産することはなかったんじゃないかと。
こういうのを見ていると、日本の経済環境として
お金が集まりにくい環境なのだというのを感じます。
これだけお金が余っているのにも関わらず
必要なところに、お金が回っていない感じがします。
今の世界では、スピード感は非常に大事なので
資本力を活かした、一気に広がるマーケティングは
とても大事になってきます。
本来の投資は、こういうところにお金を集めるべきで
日本はこのままで良いのか?と思ってしまいます。
ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
株式投資 ブログランキング