税制改革の実現間近で株価上昇
12月15日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,651ドル(+143)
・S&P500 2,675.8ポイント(+23.8)
・ナスダック 6,936.5ポイント(+80.0)
15日は3指数揃っての上昇となり、更に
3指数ともに最高値を更新しました。
税制改革法案について、修正案の内容に
反対を表明のルビオ議員の主張が盛り込まれ法案成立に目途。
最終的な採決は週明けとなるものの
税制改革法案の成立ムードに包まれ
株式市場は大きな値上がりを見せました。
特にナスダック銘柄を始めとするハイテク銘柄に
買いが入った結果の株価上昇となりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位インテル(+3.01%)
2位マイクロソフト(+2.55%)
となりハイテク株が1,2位を占めることに。
更にダウ平均採用銘柄で下落したのは
4銘柄のみであり、上昇の力強さが伺えます。
また直近では値動きの無かった
欧州株式市場においてイギリス市場が上昇を開始。
これまでのレンジ相場の上限に取りついた形となり
今後の方向性に注目したい所です。
いよいよ税制改革の実現が目前に迫りつつありますが
来週法案成立となった場合更なる株価上昇となるのか
それとも材料出尽くしで下落となるのでしょうか。
来週からは税制改革実現後を見据えた
株価の方向性に注意したいと思います。