税制改革法案の成立に目途が立ち大きく上昇
12月18日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,792ドル(+140)
・S&P500 2,690.1ポイント(+14.3)
・ナスダック 6,994.7ポイント(+58.1)
18日は先週末に続き、3指数揃っての上昇となり
いずれの指数も最高値を更新。
週明けの取引も幸先良いスタートを
切ることになりました。
共和党が上下両院で一本化した税制改革案を発表。
共和党内で表立って法案に反対の議員も出ていないため
税制改革実現に目途が立ったと言える状態に。
税制改革実現の前進を評価した買いが入った結果
3指数揃っての上昇となりました。
上昇の牽引役は先週末同様、ハイテク株。
ダウ平均採用銘柄の上昇率でも
1位インテル(+3.82%)
4位アップル(+1.41%)
となりました。
また米国市場だけではなく欧州市場も上昇。
先週から上昇が続くイギリス市場(UK100)は
年初来高値の水準に到達。
またドイツ市場(GER30)はレンジ相場から
一気に上昇に飛び出す形となりました。
欧州市場の状況も今後注意が必要です。
ファンダメンタル的には米国の税制改革法案の成立を
待つばかりの状況です。
今週にも採決と言われている税制改革法案の採決に向けた市場の値動き
そして採決後の値動きに注目したいと思います。