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日本市況

年始の3連騰の後の小休止で61円安

・日経平均株価 23,788円(-61)
・TOPIX 1,892.1ポイント(+2.8)
・東証1部出来高 15億9260万株
・同売買代金 2兆7931億円
・同値上がり969銘柄、値下がり1007銘柄、変わらず87銘柄

10日(水)は年始の3連騰を受け、流石に一旦下落。

ただし61円安にとどまっており
3連騰のエネルギーが消えたとは言えない状態。

 
昨晩の米国市場は3指数そろって上昇し
好調に推移したものの、3連騰している日本市場は一旦小休止。

寄り付きこそ前日比プラスとなったもののすぐにマイナスとなり
その後はプラスに転じることなく取引を終えました。

売買代金も2.7兆円と3兆円割れとなり
売買代金の面からも、取引は小休止を入れている状態が分かります。

ただしジリジリと円高が進んでおり
後場にはドル/円が112円台前半となり
今後の影響が懸念されます。

 
日経平均採用銘柄では、下落率2位に
アサヒGHD(-3.93%)が登場。

ビール市場の縮小で、主力のスーパードライの国内販売が
29年ぶりに1億ケースの応台割れとなったことが嫌気されました。

 
ようやく年始の上昇に一旦押し目が入る形となりました。

再度上昇を開始するのか
それともレンジ相場入りしてしまうのか
明日以降の市場の方向性に注目したいと思います。

2018年1月10日
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