FRBパウエル議長の議会証言で株価は押し目に
2月27日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 25,410ドル(-299)
・S&P500 2,744.2ポイント(-35.3)
・ナスダック 7,330.3ポイント(-91.1)
27日は3指数揃っての下落、ダウ平均は4営業日ぶりの
下落となりました。
今週の注目イベントのFRBパウエル議長の議会証言が行われ
パウエル議長の発言をタカ派的ととらえた株式市場は
下落に見舞われることに。
しかしながら内容的には、イエレン前議長とそれほど変わらず
市場はこれまでの上昇に対して単に売り時を待っていた
とも取れます。
実際に昨日のダウ平均+399ドルに比べ299ドルの下落であり
下落したとは言え、過去のお釣りが十分に残っている状態です。
ただし株価とともに上昇を続けた原油価格(WTI)は下落の足を速め
昨日の64ドル台から62ドル台半ばにまで下落しました。
ダウ平均採用銘柄では上昇が2銘柄のみと、全面安の展開。
しかしながら、その中でもインテルは上昇(+1.63%)
しており、先週からのインテル株の強さが光る結果に。
また他のハイテク株も下落したものの
若干の下落に留まっており
ハイテク株が強い流れは継続。
ホロ苦いデビューとなったパウエル議長ですが
株価水準は依然として高い水準にあります。
パウエル議長の今後の発言にも注意深く耳を
傾けたいと思います。