民衆心理に乗っかる
相場は、常に上下を繰り返しながら動いています。
経済的な事情というのもあるのですが
実際のところは、後付けの理由であることも多く
株価の形成は、群集心理で成り立っています。
そもそも、株価の動きというのは
成行で買う人が多くいれば上がるし
成行で売る人が多ければ下がります。
売買したい人がどんなに多くても
板にぶつけて買ったり売ったりする人がいなければ
株価は何も動きがありません。
例えば、100円の株価だったとして
100円の買いと、101円の売りで、どんなに売買が約定しても
株価は、まったく動いた事にはなりません。
102円、103円と、より高い値段にぶつけてでも
買いたいという人がいると、株価があがっていきます。
大型株だと、あまり実感できないかもしれませんが
出来高の少ない銘柄だと、自分の売買だけでも
株価が動かせるくらいの要素があるので
より実感しやすいかもしれません。
昨年後半から、株価が右肩上がりの上昇を続けていました。
市場参加者が、まだまだ買えると思ったからこそ
より高値での売買をしてくれた訳です。
この流れに乗らなければ行けない
乗り遅れてしまうという心理が働いたのも
株価上昇に大きく寄与したことでしょう。
反対に、ここ1ヶ月くらいは、軟調な相場になっています。
一旦の天井を付けたのは明白な動きで
今後は下落に向けて、手放す動きが見えてきました。
買ったら売るしかありませんし
早く手放さないと、もっと下がるかも知れない
という心理で、より手放す動きが加速する。
群衆心理の動きを把握するだけで
相場に乗りやすくなりますし
板の薄い銘柄だったら、流れを作る事もできます。
100%ではないですが
流れに乗っているという感覚を掴むのは
とっても投資では大事なセンスではないかと思います。
サヤ取りも、上下の流れの波に乗ることですからね。
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