取引終了の翌日に米英仏がシリアへの爆撃を実施
4月13日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,360ドル(-122)
・S&P500 2,656.3ポイント(-7.6)
・ナスダック 7,106.6ポイント(-33.5)
13日は3指数揃っての下落、ただし前日分の上昇に比べ
いずれの指数も下落幅は低くなっています。
13日より米国企業の1-3月決算発表が開始、当面個別企業の
株価は決算発表内容に左右される状況が継続します。
トップバッターとして決算発表を行ったJPモルガンチェースは
市場予想を上回る決算を発表したものの、材料出尽くしとなり
売られることに。
結果ダウ平均採用銘柄の下落率1位(-2.71%)となりました。
全体的に金融株が売られ、下落率4位にゴールドマン(-1.41%)
8位にトラベラーズ(-0.73%)がランクイン。
またシリア問題を背景に原油価格(WTI)は小幅ながらも上昇し
高値を更新。67ドル台を維持しています。
そして取引終了後の14日(土)に米英仏はシリアへの爆撃を実行。
米軍は攻撃を1回限りとしていますが、シリア攻撃が金融市場に
どのような影響を与えるのか、週明けの取引を見る必要があります。
シリアへの爆撃でシリア問題は材料出尽くしとなるのか
それとも混迷のスタートになるのか、来週の金融市場及び
シリア問題の状況変化には注意したいと思います、