円高によるドル/円下落とともに株価下落
・日経平均株価 22,689円(-270)
・TOPIX 1,797.3ポイント(-12.2)
・東証1部出来高 14億8761万株
・同売買代金 2兆6421億円
・同値上がり800銘柄、値下がり1182銘柄、変わらず101銘柄
23日の日経平均は270円安となり2日続けての下落。
昨日の下落と併せて300円以上の下落となりました。
スムーズに行われると予想されていた米朝首脳会談について
北朝鮮側からの牽制に対し、トランプ大統領が
延期の可能性を示唆。
米朝首脳会談に対する不透明感が一気に高まる中で
昨日のダウ平均の下落に引きずられる形で日経平均も下落。
また為替市場で円高が進み
ドル/円が前場に110円後半から
110円前半まで下落。
為替市場も株価の下落を後押しすることになりました。
本日のドル/円の下落は、ドル要因というより円買い要因であり
これまでとは若干異なる状況です。
日経平均採用銘柄の下落率では、下落率5位に
ファーストリテイリング(-3.51%)が登場。
日経平均への価格寄与度の高い同銘柄の
ランクインにより、日経平均の下落が
大きくなっている面があります。
外部のマイナス要因に日本市場は反応しやすい状態です。
またドル/円が節目価格の110円目前に迫っているため
為替市場にも留意しながら、株式市場をフォローしたいと思います。