3指数は上昇するもイベントを控え力強さに欠ける展開
・ダウ平均 25,316ドル(+75)
・S&P500 2,779.0ポイント(+8.6)
・ナスダック 7,645.5ポイント(+10.4)
8日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は約3か月ぶりの
高値となり取引を終えました。
8日から開始のG7、来週の米朝首脳会談そして
FOMCと数多くのイベントを控え、投資家は様子見のスタンスであり
3指数ともに上昇したとはいえ力強さに欠ける上昇。
ダウ平均採用銘柄の下落率で見ると
1位インテル(-1.49%)
2位アップル(-0.91%)
7位シスコシステムズ(-0.39%)
となり上昇を続けたハイテク株に対する
利益確定の売りが発生しています。
ナスダック指数は+10ポイントとなったものの
前日の-54ポイントを取り返しておらず
押し目を入れる状態が継続中です。
また下落が続いた原油価格(WTI)は
65ドル台を維持し大きな値動きは生じておらず
ようやく下落が落ち着いたと言える状態に。
来週は12日(火)に米朝首脳会談を控えており
またその後の13日(水)にFOMCでの利上げが
予想されています。
米朝首脳会談は直接的には金融市場に対し
大きな影響はありませんが、金融市場が注目の
イベントとなっており、その行方が注目されます。
両イベント終了後まで無理な取引を避けて
次のトレンドの発生を待ちたいと思います。