3指数ともに上昇するも昨日の下落は取り返せず
ちょっと前ですが、書き溜めていた木曜日の市況です。
・ダウ平均 24,216ドル(+98)
・S&P500 2,716.3ポイント(+16.6)
・ナスダック 7,503.6ポイント(+58.5)
28日は3指数揃っての上昇、しかしながら
いずれの指数も昨日の下落幅を回復するまでの
上昇とはなっていません。
依然として米中貿易摩擦問題を背景とする
市場の不安心理は払しょくがなされていません。
ただし貿易摩擦に関する具体的な動きは
本日は生じておらず、押し目買いの入りやすい
状況となりました。
ダウ平均採用銘柄は昨日と一転し
下落銘柄が5銘柄のみとなり、98ドルの
上昇幅ですが、全面高に近い状態。
上昇率では3位JPモルガンチェース(+1.64%)
4位ゴールドマンサックス(+1.47%)となり
金融株が上昇を牽引しました。
またハイテク株もナスダック指数の上昇もあり
堅調に推移。
一方で高値圏を維持している原油価格(WTI)は
一時的に年初来高値を更新し73ドルに迫りましたが
最高値の維持は出来ずに下落。
しかしながら依然高値圏を維持しており
再度上昇を伺う状況であり
引き続き上昇への警戒が必要です。
一旦戻しを入れた米国市場ですが
前日の下落幅を回復していないため
引き続き下落方向への警戒が必要です。