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投資コラム

フトバンクとトヨタの提携

一昨日、ソフトバンクとトヨタの提携が話題になっています。

ソフトバンクとトヨタは、時価総額で1位と2位の
日本を代表する巨大企業。

ただ、過去の経緯もあって、ソフトバンクとトヨタは
犬猿の仲とも言われていました。

特に、トヨタは製造業・日本を代表する企業なので
トヨタとしてのプライドというか威信があったのかと思います。

 
驚きなのは、提携の内容については基本的に

ソフトバンク > トヨタ

という構図になっているのです。

言い換えると、ソフトバンクの方がトヨタよりも
立場が上という内容の提携になっています。

これは非常に歴史的な事だと言えると思います。

 
細かく見ると、ソフトバンクは非常に将来を見ており
トヨタの一歩先を行っているのが明白です。

かねてからソフトバンクは先を読んだ投資をしていますが
自動車業界に対しても積極的に投資しています。

特にシェアリングエコノミーでは
ソフトバンクは非常に先見の明を持っており
ウーバーテクノロジーやグラブなどに出資しており
ソフトバンクが筆頭株主になっています。

ソフトバンクは、それぞれが車を持つ時代から
相乗りなどのシェアリングエコノミーにシフトとして
時代が変わっていくことを察していたと言えます。

そこには、ソフトバンクのIoTのテクノロジーが活かされますから
相乗効果もあると言えるのではないでしょうか。

 
トヨタは電気自動車としての知名度では
テスラに遅れを取っているところもありますし
日本では若者の自動車離れが進んでいます。

自動車メーカーとしては最大手でありながら
トヨタとしての危機感を持っているのではないかと思います。

 
日本は、このあたりの改革が非常に遅れていますが
世界では急速に生活スタイルそのものが
大きく変わろうとしています。

なかなか個人レベルだと、大きな投資に乗るのは難しいですが
時代の流れを掴みながら上手に投資していきたいですね。

2018年10月5日
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