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日本市況

3月年度末の低調な取引の中での上昇を見せる

・日経平均株価 21,205円(+172)
・TOPIX 1,591.6ポイント(+8.7)
・東証1部出来高 11億7475万株
・同売買代金 2兆390億円
・同値上がり1199銘柄、値下がり857銘柄、変わらず83銘柄

 
29日の日経平均は172円高となり3営業日ぶりの
上昇となりました。

 
昨日の米国市場はダウ平均が91ドル高と上昇しており
日経平均は寄付きから前日比プラスで取引を開始。

3月期末日で積極的な取引が手控えられる状態であり
21,200円を挟む上下約100円幅の取引が続きました。

また売買代金もギリギリ2兆円を維持する水準です。

 
尚、前場に為替市場でドル/円が上昇し
111円到達目前にまで迫りましたが
株式市場に対する影響は限定的となりました。

 
日経平均採用銘柄の上昇率では
海外製薬大手のアストラゼネカとの提携を
発表した第一三共が15.91%と上昇率1位。

また第2位も協和発酵キリン(+4.06%)と
製薬会社株が上昇を牽引しました。

ただし武田薬品は-1.12%と下落し、下落率10位に
ランクインすることになりました。

 
3月は日経平均21,000円を維持して取引を終了しました。

週明けの4月からのトレンドの方向及び市場のテーマに
注目したいと思います。

2019年3月29日
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