アルゼンチン13年ぶりデフォルトへ
30日のアメリカ市場は、小幅下落となりました。
ダウ平均の終値は、31ドル安の16,880ドルとなりました。
30日は、たくさんのイベントが重なりましたが
まずはアメリカの第2四半期のGDP速報値が発表になり
年率換算で4.0%増と、予想の3.0%増を大幅に上回りました。
また、第1四半期のGDPも修正され
2.9%減から2.1%減へと、0.8%上方修正されました。
FOMCが開催され、発表された声明によると
アメリカ経済の景気判断を強めましたが
早期の利上げについては、特に急がない姿勢を示しました。
こうした流れを受けて、ドル買いの動きが強まり
為替相場は、大きく変動しています。
アルゼンチン問題は、交渉期限の30日に決着できず
S&Pは、選択的デフォルトとして、格付けを引き下げました。
13年ぶりのデフォルトとなります。
色々なニュースが重なりましたが、市場はトータルとして
重なる材料の割には、落ち着いた動きになっており
唯一為替に変動があったくらいな感じです。