円安基調 大幅連れ安せず
8月のスタートの日本市場は、下落となりました。
日経平均株価の終値は、97円安の15,523円と
100円近い下落となりました。
アメリカ市場が、300ドル以上の大幅下落となる中で
日本市場も寄り付きから売りが先行する形となりましたが
為替市場が円安で停滞していることもあり
アメリカ市場ほどの大幅下落にはなりませんでした。
日本市場も、高値警戒感があったのは確かなので
良く連れ安しなかったなと感じた次第です。
日本市場の動きは、やはり為替が握っていますが
アメリカの経済指標が良いものが出てくれば
為替が円安に進む動きが継続しています。
また、日本企業の決算発表も、全体的には好調に推移しており
株価の下支えにもなっています。
現時点では、決算も好調で、不安材料は少ないですが
投資コラムに書いたようにGDPの大幅マイナスが避けられない状況で
今後の企業業績にどう影響するか(もとを辿れば増税の影響ですが)
もう少し長期的には、見極めが必要な感じです。
話題にのぼっているスカイマークは、今日も大幅安。
それこそ、第三者割当増資を試みるか、大手航空会社の資本傘下に入るか
生き残るための選択肢は、かなり限られてきているように思います。