不安定相場でボラティリティ上昇
3日の日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、46円高の15,708円となり
4日ぶりに反発となりました。
4日ぶりの反発となったものの、かなり市場は不安定です。
昨晩は、欧州市場、アメリカ市場の下落もあって
先物を中心に200円以上下落する場面もありましたが
かなり戻った印象です。
ザラ場中も、一時は100円以上の下落をつけています。
ユニクロの9月の既存店売り上げ高が約20%上昇し
ファーストリテーリングが上昇したことを受けて
日経平均の上昇に寄与しています。
もっとも、今晩の雇用統計の発表が終わるまでは
日本市場にどう影響するかも分からないため
見送りムードも強くみられました。
今日は、大きく相場が下落しなかったのは
ある意味安心感がありますが、大幅下落の後の相場は
少し警戒しておく必要があると思います。
これまで、ほとんど調整がなかったのもあるので
調整局面入りというのは警戒しておくべきでしょう。
為替市場も、109円を割り込んだ水準で動いており
一時は円高方向に向かっていましたが
再び109円台に戻るなど、振れ幅が大きくなっています。
様々な要因がありますが、かなり相場のボラティリティが大きく
片張り派の人には、警戒が必要な局面になっています。