シニア層との金融認識ギャップ
今日のコラムは、ちょっと最近の私の体験から取り上げてみます。
最近、マレーシアで、色々な人の話を伺いしていて
特にシニア層の人は何を考えているのだろう
というのを聞きたくで、ヒアリングさせてもらっています。
マレーシアで話を聞いているので
会社をリタイヤして、マレーシアに移住してきた人が中心で
マレーシアにどういう想いで来ているのか
シニア層のお金の感覚は、どう考えているのか?というのを
お話を伺わせてもらっています。
私の世代(一応、ぎりぎり30代!)とは、全く感覚が違うことが多くて
ヒアリングをしていて、驚く事が多いです。
そんな内容をシェアしたいと想います。
色んな話があるのですが、お金の感覚について取り上げてみると
一番びっくりしたのが、「マレーシアを信用してない」
ということです。
マレーシアに移住するくらいだから、マレーシアが好きなのでは?と
思っていたのですが、マレーシアが好きなのは確かですが
お金となると、全く感覚が違います。
シニア世代の方は、マレーシアに移住してきたとしても
とにかく「日本が大好き!」
この一言に尽きます。
マレーシアも好きだけど、一番なのは日本なのです。
まあ、これは私も一緒なのですが
日本が一番良いのは間違いないと思います。
日本人であれば、日本が好きなのは共通だと思います。
ただ違いがあるとすれば、私は日本の金融システムについては
日本が必ずしも1番だと思っていないのに対して
シニア層の人達は、日本の金融システムの方が良いと考えていることです。
だから、マレーシアに移住してきたとしても
全ての資産をマレーシアに持ってこようとか考えないのです。
特に、シニア層の方々は、今の日本を作ってきた方々ですので
あらゆる点において、日本の方が上であるという認識があります。
若い世代(一応、私も混ぜてください・・・)は
日本の金融システム、例えば年金制度や保険制度など
信用している人が少ない世代になります。
今のシニア世代は、これらの問題は認識していても
とりあえずは逃げ切れそうな世代になります。
このあたりに、長期的な見通しの視点の違いがあるように思います。
これもある意味、投資判断の一つです。
それぞれの状況によって、たくさんの判断があって良いはずです。
選択肢はひとつだけではないのですから。
いずれにしても、今の時代は、ひとりひとりが自分の将来を考えて
人生設計が求められる時代になってきているのかと思います。
しばらくは、色々な人の話を聞いたりしながら
自分自身の投資の知見を広げていきたいと思っていますし
コラムやセミナーなどを通じて、幅広くお伝えしていきたいと思います。
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